ボーダー上の人々
ボーダー上の人々の
心の在りかを
ふと思う
「一体 わたしは 何者 なんでしょ」
Aでもない Bでもない
あーでもない こーでもない
AとBの ボーダーは
いつまで経っても 永遠に
AとBの
ボーダーでしかないんです
あるときは A寄り
また あるときは かなり B寄り
自分で 自分が 分からなくなる
AとBとの 境界線を
冷や冷やしながら 綱渡り
続ける以外 ないのです
Aの顔して 生きてみても
時々 Bの顔が 覗く
Bのふりして
生きようと
たとえ 決心してみても
B村民には 所詮 なれない
ボーダー民の
悲しい さだめ
AとBの ボーダー上の人々は
YとZとの ボーダー上の
人々の存在を 発見できるかもしれません
その人々の 苦悩をも
思いやれるかも しれません
AとBとの ボーダー上に
置かれた 特殊な人々には
AとBとの ボーダー人としての
特殊な使命が あるやもしれません
だから Aでもない Bでもない
あーでもない こーでもないと
嘆くのは もうやめにしたいのです
MとNの はざまで
悩める人の 光に
なれないとも 限りませんから
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
みんなと底そこうまくやれる、
すっごく無理をするならば、なんとなく、一般社会の中に、グレーな感じで忍び込める、
でも、無理がたたると、ぶっ倒れちゃう、
何処に行っても、他の人々となんか違う…
でも、「ワタシは一体何人ナノダ⁉︎」という人生の疑問を抱えながら、約半世紀ほど生きています。
誰しもそういう部分はあるのかなぁ、
人はみな、バカリズムさんがおっしゃるように、「何か と 何か」のはざまを、常に、行きつ戻りつする運命なのでしょうか、
それならそれとして、
割り切って「名ボーダー人」として、
人生の荒波をどうにか乗り越えて行きたいものです。