おみぃの裏山

アラフィフおみぃの詩のブログです^_^どうぞごゆっくり

決して良い地じゃないけれど

自室の窓から畑が見える。

 

ここ数日、畑の中に見える「お野菜の亡き骸(?)」がずっと気になっていた。

 

「亡き骸」というべきではないのだろうけど、霜に焼けて茶色く変色した葉野菜は、私には「亡き骸」という表現以外何も思い浮かばない。

 

他人の芝生はいつも青く見えるめのだけど、他人の畑もいつも私にはこぎれいに見える。

 

「〇〇ちゃんのお母さん畑に出てる!雑草ひとつ無いわけだ」

 

 

美しく整えられたご近所様の畑を横目に、我が家の畑は近頃は荒れ放題だった。

 

母は高齢ながらも自分の仕事を持っている。

 

畑にかかりきりとはいかない訳だ。

 

私は私で全くの、ど素人。はるさー(沖縄の方言で畑をしてる人をはるさーと言う。パルサーみたいで懐かしい響きだ!)への道はかなり険しそうだ。

 

 

この日は予想外に天気も良かったので二人揃って畑の断捨離(?)に励んだ。

 

霜焼け白菜」と「伸びすぎ大根」を勢いよく引っこ抜いていく。

 

野村再生工場」さながらに、「亡き骸」たちを丁重に洗い清め、生還可能な素材を次々と救い出していく母。

 

これぞ「キューサイの青汁」ではなくて「お野菜の救済」事業だ。

 

なんと尊い事業か!我が家にこそ何かしらの補助金を出して欲しいものだ。

 

畑に居残る私は、隙あらば畑全体を網羅しようとしている雑草と、鎌を片手に黙々と戦い続ける。

 

小一時間では完璧とはいかなかったが、そこそこ新しいスペースが生まれたのでよしとする。

 

すかさず虫をついばみに訪れた鳥ちゃんに感服‼︎

 

さすがです!その隙のなさ見習いたい。私は隙しかないから…

 

 

近々空いたスペースにジャガイモを買ってきて植える予定にしている。

 

男爵とメークイン半々にしようと話しているが、そういえば育てやすいなんとかアカリも少し気になる。

 

 

 

大雑把に草取りはしたものの、恥ずかしながら、我が家の畑は石ころゴーロゴロ。

 

新約聖書に出てくる「良い地」は夢のまた夢だ…

 

 

「うちの畑は良い地じゃない」ってわかったことが大収穫ってところか。

 

せっせとこれから良い地にしていくのみだなぁ。

 

めざせジャガイモゴーロゴロ🥔!

 

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