〇〇は身を助く⁉︎
こんにちは、頭の中がいつも賑やかなおみぃです♪
「芸は身を助く」とはよく言いますね。
残念ながら、私は芸はあまりない人間です。特にブログを始めてから、ほんっとに痛感している事実です。
アラフィフおみぃを助けてくれる〇〇
そんな私が「身を助けられたなぁ」なんて思うのは、案外、学生時代に無理やり暗唱させられた教科書に載っていた「詩」であったり、「古文」や「漢文」だったり、
はたまた、「白さと香りのニュービーズ♪」に代表されるような、昭和のコマーシャルのキャッチフレーズであったりします。
それから、好きな絵本の大好きなフレーズもそうです。
朝から晩まで何かと慌ただしい農家で育ちました。ですから私自身の幼少期には、絵本の読み聞かせをしてもらった記憶はほとんどありません。
ですが、息子が小さい頃、しつこいくらい読まされた絵本の中のお気に入りのフレーズは今も頭と身体にしっかり刻み込まれているのです。
コトバは人生の援軍
そうやって、「昔慣れ親しんだことば群」は今も私を支えてくれているんです。
息を切らしながら自室への階段を昇るアラフィフの、鉛のような身体をも力強くバックアップしてくれてたりするのですよ。
「うんとこしょ、どっこいしょ、それでもかぶは… 」
ってね(笑)
※下線部は『おおきな かぶ』(Aトルストイ、福音館書店)より引用しています。
何年、何十年も、人の記憶に息づくコトバって、なんて素晴らしいんでしょう!
そんなわけで、今日は大好きな絵本の中から、ついつい声に出して読みたくなってしまう部分を抜粋してみました。
これがなかなかに、味があるんですよね!
大人になったあなたも、「今更」なんて言わずに、ぜひ音読して味わってみてはいかがでしょうか。
馬場のぼるさんの「11ぴきのねこシリーズ」から、今日は一番すきなあほうどりのおはなしの1シーンです。
コロッケ屋の毎日の仕事に飽き飽きしている、11ぴきたちの嘆きのシーンなんです。
コロッケ好きには贅沢な悩みだなぁ〜
それでは猫達の心の叫びをごゆっくりご堪能くださいね(^.^)♪
また明日〜‼︎
きょうもコロッケ、
あすもコロッケ。
「コロッケ
コロッケ
コロッケばっかり」
「あー もう
コロッケはあきたよ」
「もう みるのも いやだ」
「おいしい
とりのまるやきが
たべたいねえ」
「たべたいねえ
とりのまるやき」
「あー とりのまるやき」
『11ぴきのねことあほうどり』より
(馬場のぼる こぐま社)