小さな別れ…
ある朝 突然訪れた きみとの別れ
さよならの準備もできずに
まだあと少しは 一緒にいられる
ぼくは 高をくくっていた
四十年もの長い間
ずっとぼくらは一緒だったのだから
こんな風に きみを失うなんて
誰が 想像できただろうか
真っ二つに 身を割いてまで
ぼくのために 生き抜いてくれたね
ぼくはきみに 何ができたかな
きっと世界でも類を見ない
悪い管理人だったね
さよならも 言えないまま
きみを逝かせてしまってごめんよ
ぼくはきみを 永遠に忘れない
きみがぼくにしてくれたすべて
きみがともにいてくれた日々を
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二週間ぶりに歯医者に行ったら、歯が真っ二つに割れていることが判明し、即刻抜歯と相成った。
急な抜歯のショックと、後を引きずる痛みと喪失感といったらなかった。
そりゃむりもない。小学生からずっと一緒に生きてきたんだもの。
またひとつ仲間を失った空虚感…
失ってから気づくその大きな存在感。
みなさんも歯はくれぐれもお大切に☆