ほぼ初めての冬自宅

朝5時前、気温3度。寒すぎて目が覚めてしまう。レースのカーテン越しに月が煌々と照っている。沖縄以外で一年をレースのカーテンだけで過ごそうとするのは無茶だと実感する。仕方なく、しまってあった厚手のカーテンを取り出して掛ける。

今思えば、沖縄暮らしはほんとに軽かった。暖房もほぼ使わずに暮らせていたし、ダウンジャケットの出番も少ない1〜2度あるかなしか。使用頻度の少ないものを押し入れに場所取りさせるのが嫌で、衣類や雑貨や持ち物は基本的にオールシーズン使い回せるもので済ませていた。

大抵、住んでたアパートに湯船は付いていたが、元々ゆっくり風呂に浸かってなどいられないせっかちな性格ゆえ、シャワーで済ませてしまうことが殆どだった。

しかし、寒暖差が激しく、山間部に位置するわが実家ではとてもとても、そう簡単には四季を快適に乗り切ることは出来そうもないことを今実感している。

観念して、昨日は柚子の香りの入浴剤を買ってきた。そして今朝は急遽、最寄りのファッションしまむらに片道50分かけて、「冬物らしい冬物（真の冬物と呼ぼう）」を調達してきた。９アイテムを税込み7940円でゲットした。（裏フリースのチュニック的なワンピース②、裏フリースのレギンス②、裏が絹のレッグウォーマー、ババシャツ②、中がモフモフのくつ、母の靴下、以上）

母の靴下を除いて、全てのアイテムが、今までだったらほぼほぼ買わなかった冬にしか使えないアイテムだ🙀‼️がしかし、ここは沖縄ではない‼️オールシーズンOKの服だけでは到底この冬を越えるには無理がある。

沖縄以外で住んできた人ってみんなこうやって毎冬乗り越えて生きてきたんだ、それって人間として奥行きがある素敵な大人😆✨と感慨に耽ってしまった。戸籍上アラフィフの私だが、冬支度に関していうなら、まさにニューボーンベイビーなのだ👶初めまして冬さん、よろしくね、北風さん🙇🏻‍♂️🎄

約30年の間、冬らしい冬は避けて、メリハリなくオールシーズンほぼ快適に生きて来たけど（暑さには強いゆえ）、アラフィフの新しい挑戦は今始まったばかり。

が、しかし泣きたくなるようなこの激しい寒暖差のおかげで、水の美味しさ、お米の甘みは格別だ。

厳しい四季を挫けずに逞しく生きていけるように、太陽を、空を、月を、星を、山々を、樹々を、、、神様はこんなに美しく彩って造られたんだと今更気づいた。ありがとう神様☝️ありがとう大自然よ🎄

そして私たちの人生の四季にも、困難を乗り越えていけるよう何かしらの彩りが豊かに添えられているに違いない。期待します、神様〜！