いっそギリシャ語で読みたい
(こちらはまったく解読不可のヘブル語!)
クリスマスももうすぐそこ。
せっかくなので今日はちょっとだけ聖書の話。
聖書は日本語訳でしか読んだことがない。英語訳も持ってはいるけど、読破したためしがない。
聖書研究しているわけじゃないが、「この箇所の真意は何か?」と様々な日本語訳の聖書を比べて読むことがある。
正直、訳によって各々の意味合いが違いすぎて、これはどうなんだろう、意訳じゃないか?信用してもよい訳なのだろうか?と疑問に思うことがある。
聖書は神の霊感によって人を通して記された特別な書物であることを信じている。しかし、神の霊感を受けて、記述したのはあくまで「人間」。
そして、原書といわれるヘブル語で書かれた旧約聖書、ギリシャ語で書かれた新約聖書を各国のことばに訳したのも「人間」。
神には間違いがあろうはずもないが、私たち人間は間違える生き物だ。それを踏まえると、いっそのこと原書で神の言葉である聖書を読めたらと近年思うようになった。
ヘブル語はすごく難解そうで、近寄りがたいけれど、せめてギリシャ語で書かれた新約だけでも!と、去年から個人的にギリシャ語ブームが到来している。
日本語の「あいうえお」にあたるギリシャ文字をなんとかひっかかりながらは読めるようになってきた。関心をもっって本格的に勉強したいと思ったきっかけは野口誠先生の「聖書ギリシャ語四週間」いのちのことば社。↓
残念ながら、アマゾンでは現在取り扱ってないようである。テキスト+DVDの授業で、難しい文法はちっとも理解できてないが、野口先生のイエス・キリスト愛がハンパなく、すっかり沼にはまって、音的には一応読めるようにまでなった。
新約聖書をギリシャ語で音読すると、なんとなくイエス・キリストがユダヤの地で生きて活動しておられたときの空気感が、少しは味わえる気がしている。
ちなみにイエス・キリストはコイネーギリシャ語(地中海沿岸地域で用いられていた共通語)で書かれた旧約聖書(七十人訳)をご愛読だったようだ。
こちらの問題集は文字も大きく見やすくて、初心者とアラフィフにやさしい構成になっている。
このテキストを2、3回繰り返して学習すれば、一通りの短い文ならば読むことができるようになるだろう。ギリシャ語に興味を持ち始めたばかりの私でもできたので。書写の欄まであって、そちらのほうはまだ書き込んではいないが。
「いつかギリシャ語で新約を読破するぞ!」と猫岳🗻よりも高い目標を掲げて、貯まったクレジットカードのポイントをつぎ込んで購入したのがコチラ↓
前半部分はヘブル語の旧約聖書になっている。手に入れただけで満足してしまった感が無きにしも非ず。好きな聖書の箇所のところを探して、カタコトのギリシャ語音読を楽しむくらいだ。老後と言わず、本棚から引っ張り出して、これからじっくり読んでみたいと思う。