お墓掃除に行ってきました。
お彼岸ですね
彼岸の中日を前に、昨日お墓掃除に行ってきました。
我が家のお墓は家から徒歩約3分。行こうと思えば毎日でも行ける距離です(さすがに毎日は行きません、というか普通に年に数回行くだけです) 。
昨年末に息子も一緒に、かなり力を入れてお掃除していたので、今日はだいぶ楽でした。
決してお掃除上手とは言えない息子が、黙々と落ち葉を箒で掃く甲斐甲斐しい後姿を思い出しながらニンマリしてしまいました。
子の成長は早いものですね。ほんとにあっという間の20年間でした。
余裕すぎてよその墓まで⁉︎
年末の掃除のおかげで今日のお墓掃除は余裕すぎて、母が「○○家のお墓まで軽く掃除してしまおうか?」となって、近くにある唯一のお墓まわりも粗々掃き掃除をして気分スッキリ。
頼まれてやるのは億劫なものですが、頼まれもしなかったら逆にやる気がわきますね不思議です^ ^なんでしょうね、この心理。
ご近所さんの大方はもうお寺さんの納骨堂に加入したようで、最寄りの地区には我が家と〇〇家のお墓しかありません。
そして○○家は男所帯。なかなか墓の掃除までは手が回らないのを知っていて母が気を回したようです。
確かになんとなく二つしかない墓地で一つだけ掃除して帰ってしまうのも忍びないですもんね。
過疎地のお墓のお悩み
ちなみに〇〇家のお墓には、同級生の家族のお骨も入っていました。聞いたところによると同級生は帰ってくる見込みはなく、彼のお母さんは自分が元気なうちにと、昨年○○家のお墓から抜けて、お寺のほうに家族分の遺骨を移したとの事でした。
確かに寂しいですけれども、かなり過疎化が進んでいる地域です。こちらへ家族共々引き上げて、ゼロから生活を築き上げるのは現実的ではないと感じます。
思い切って私が過疎地へのUターンを決められたのは、子育てがある程度目処がたち、しかもひとりものですから出来た事です。家と畑と健康がありさえすれば私一人ならば、何とか生きていけます。
家族連れなら全く話が違ってきます。
もし私が、長年にわたり都市部に住んできた妻の立場ならば、定年後夫の実家のある地区にUターンすることは現実的には無理かなぁと正直思ってしまいます。
結婚しよう♡って盛り上がっているときにお墓のことなんて話し合う人が一体どれくらいいるのでしょうか。
○○家の出来事は、決して他人事でなく、近い将来私にも降りかかり得る問題です。
姉と私は今のところこのお墓に入る予定ですが、私の息子にも甥っ子にも自分の人生がありますからね。彼らの未来を出来るだけ尊重してあげられたらと思っています。
日本全国の皆様も私同様、今日という日は少しばかりお墓の将来について考えられた方も多かったかもしれませんね。
今日はこの辺で失礼します。
また明日お会いします^ ^
「にゃんこ日和り」寅とさくらも載っています☆