それぞれの 第二の人生 パート2
地元産の長ネギが二本入って158円(税込)で、いつものコーナーにならんでいた。
別コーナーで、同じく二本入りだが、葉先を切っておらず、茎も太めで良さげな138円(税込)を発見。
すかさず、カゴに入れていた158円を元に戻して、138円のものと取り替える。
「でかした主婦だ!」と悦に入っていたのも束の間…
晩のおかずに使ってガッカリ。
成長し過ぎて繊維がゴワゴワして、もはや長ネギ本来の美味しさを少しも味わうことが出来なかった。
長ネギが最高に美味しい季節ももうそろそろ終わりか…
この冬はいつもよりたくさん長ネギを味わったので良しとしよう。
それはそうと、この美味しいとは言い難いガスガスの長ネギをいかにして食べ切るか?
主婦は頭を悩ませた…。
その結果「繊維をぶった切れば良いじゃないか」との結論に至る。
というわけで、今日は時期を逃した長ネギとその仲間達を使った救済料理。
「その仲間達」の内訳は以下の通り。
・野菜室で長い眠りについていた大根の柔らかくない部分。
・母が作ったショウガの甘辛く煮たもの。
長ネギを使ってふろ吹き大根風にしてみた。
大根は厚く輪切りしてレンチン。ひたひたの出汁で十分ばかり加熱。
長ネギと生姜煮はみじん切り。ゴマ油で炒めたら、適当にみそとみりんを投入。弱火で煮詰めて出来上がり。
あったかい大根にねぎ味噌をたっぷりかけて頂いた。
さすがにみじん切りにしているので、ネギのガスガスした繊維ももはや気にならない。
「なんとか美味しく消費できて良かった」と主婦の心は喜びに満ち溢れた!
さて、アラフィフともなると、自分自身の人生のガスガスになってしまった繊維をみじん切りにしたりなんかして、美味しい料理に変えてあげる大事な仕事が待っている。
みなさんはもう済みましたか?
というわけで、アラフィフ主婦は今日も奔走中です。