内向性に人知れず悩んでいる人にオススメの本
物心ついた頃から、大勢の人の中で過ごすのがとっても苦手だった。親せきの集まりやら、大人数のパーティーなどとなると、何か特別なことをするわけではないのに、場にいるだけでものすごく疲れてしまう。その後気のすむまで一人の時間を十分に取らなければ回復がむずかしい。そんな自分に今年ヒットした一冊をご紹介。
内向型の人は、エネルギーを回復するのに時間がかかるうえ、そのエネルギーは外向型の人のそれよりも早く流失してしまう。
そうそう、まさにそれ私のことだ。
とはいえ、小心者の八方美人でもあるので、誘われたらなかなかどうしてNoとは言えない日本人体質。誰にもパーティー嫌いとは気づかれない。
如才ないことわりかた
「ご招待ありがとうございます。残念ですが、都合がつきません」
(必ずしも理由を述べる必要はない)
ほぅ、必ずしも理由を述べる必要はないわけか。なるほど勉強になる。
これまで、行かなくてもどうってことはない会合などに、義理と人情の重さに負けて、人生の貴重な時間をどれだけ多く費やしてしまったことか・・・と少しばかり残念に思う。
近年は、更年期が幸いして、多少は断り上手になってきたかもしれない。
なにせ体は誰より一番正直。無理なお付き合いが重なれば、もはや悲鳴を上げるのみである。「あんた!こんなことしてる場合じゃないじゃない!自分のこと一体何歳だと思っている?」と。
余生はまだまだあるとは限らないのだ。あるかもしれないし、ないかもしれない。これからは「自分の本音」を優先順位高めにシフトしていかないととんだことになる!と、体は誰よりも分かっているのだ!
残りの人生をどう生きるのか。私は私の内向的な性格のままで、もう無理はしないでいきていくのがよいのかもしれないと感じる。
内向型の人は、適切な環境の中でのみ、その才能、たとえば、集中して探求する能力を発揮できるのである。
ほぅ、確かに。
まずは環境作りから始めねば!
家族に内向的な人がいて悩んでいる人にもオススメ。