桜に縁がないのか…
春といえばやっぱり桜
30年振りに迎えた九州での春。
そりゃあ、私だって、ソメイヨシノの開花を楽しみにしていたんですヨ!
何せ、沖縄では、桜といえばヒカンザクラ。どちらかというと元気いっぱいなイメージの濃いピンク。
それはそれで、青空に映える目の覚めるようなピンクの桜が知らせてくれる、どこよりも早い春の訪れに、心はウキウキしていました。
でもなんかちょっとイメージ的に、「ほっこり落ち着ける安定の緑茶」というよりは、「飲んだら夜中まで目がギンギンに冴えちゃう濃いさんぴん茶」なんですよねー。(まぁ、実際には緑茶を飲んだだけでも眠れない私ですが…)
でも沖縄の太陽のギラギラとぴったりくるのはヒカンザクラかなー。
桜といえばやっぱりソメイヨシノ
でも、桜と言われて一番にイメージするのは、なんといっても、淡くて消え入りそうな控え目ピンクのソメイヨシノではないでしょうか。
(正直なところ、個人的にはヤマザクラの方に軍配が上がります。ピンクとグリーンのコントラストが「美しい」というより「可愛い♡」という印象で心浮き立ちます。)
ここ十日あまり、お出掛けすることがある日にはかならず「さくら〜はまだかいな?」と目をキョロキョロさせ続けていたのですが、なかなかどうしておみぃ地方はそう簡単には開花してくれませんでした。
何せ、同じ町内でも他より朝夕は1〜2度低いのが当たり前の盆地特有の気候なのです。
寒暖差が大きい故、作物は甘味が強くなるようで、おいしくて良いのですが。桜の開花までゆっくりだと、なんだか比較的暖かい南九州に住んでいる気がしません。
というわけで今日現在美しく開花した写真は皆無です^^;
いやいや、隣町にはもう満開の桜があちこちで見られますし、我が地区にも八部咲きくらいの桜の木々が見られるのですが、移動時の私は100%ドライバーでございます。
というわけでなかなかシャッターチャンスはなかなか掴めないでいます。
それに加えて、私の住んでいるところは、ほぼ一車線のくねくね山路ばかりの地区なので、路肩に車を停められるところでしか写真を撮ることは出来ません。
たまたま路肩に車がゆったり停められるところに限って、そう大して桜はなかったりします(T . T)
そんな訳で今のところ唯一路肩に停めて撮れたのがコレ↓
しかも数日前の写真です。
これじゃ寂しすぎるので、もう一枚。
うちのサクラにございます。
願はくは 花のしたにて 春死なむ
その如月の 望月の頃
祖父も桜が満開の頃だったなぁ…
変なおじさん、早すぎます…
今までありがとう、変なおじさん。
あなたのくれた沢山の笑いを、きっと永遠に忘れません。
本当に長い間お疲れさまでした!