断捨離しなくてよかったもの 後半
今朝の続きになります!前半はこちら↓
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本日のお題は断捨離しなくて良かったもの。
それは意外にも料理のレシピの切り抜き。
普段料理のレシピは、「最低一回作ったか」を基準に、定期的に取捨選択している。
が、しかし約20年の間、ただの一度も、一品たりとも作ったことがないにも関わらず、奇跡的にこれは捨てることは出来なかった。↓
1999年版の琉球新報の別冊付録「うない」の一二月合併号の沖縄料理特集である。
沖縄で過ごした三十年は、特に沖縄の食べ物には特別な愛着は持っていなかった。
婚家もそれほど料理にこだわりがある方ではなく、買って済ませても構わないスタンスだったから、必死で覚える、といったことも皆無だった。
がしかし、いったん住み慣れた土地から遠く離れると、無性にその地の食べ物が食べたくなるものなのかもしれない。
ここのところ、刻み昆布をかつおだしで柔らかく炒め煮した、くーぶーいりちーのことが頭から離れなかった。
残存したレシピを見つけたときは、「でかした主婦だ!二十年間一度も試さなかったレシピをよくぞとって置いてくれた!褒めてつかわそう!という気分になった。
刻み昆布が売っていなくて、野菜昆布を戻して、刻んで代用したが特に問題ナシ。
豚バラのかたまり肉を茹でこぼして、細切りにして使うのがいかにも沖縄っぽい。
レシピ通りにしてみたら、甘辛過ぎたので、たまたまあった蒸し大豆を加えたら、ほぼ五目豆になってしまった^^;
せっかく生き残った貴重な昔のレシピ記事。役立てて、時々は沖縄の味を再現してみたい。
今日から早いもので二月。庭の枝垂れ梅が、さりげな〜く甘い香りを放ってくれている。
あぁ、帰って来た実感新た。